≪登場人物≫

 ・鈴原 清良(すずはら せいら)……不良少女。ある時春斗に助けられた。

 ・朝霞 春斗(あさか はると)……喋る事が出来ない青年。


 伝えたい言葉    (完結)


≪番外編≫

 伝わる気持ち:服を買いにきた二人のお話。

 伝えたい感情:家に閉じ籠りがちの春斗。そんな彼を連れ出した清良が向かった先は……。

 伝わらない行動:二人で寄ったコンビニの前には、たむろしている高校生。さて……?

 包みたい心:出版社へ原稿を届けるという春斗。そこで……。

 伝える手段:ある時、清良はふと思った。「春斗は自分で小説とか書かないの?」

 伝え合う想い:バイトを始めようとする清良に、春斗は難色を示して……?

 以心伝心   :ある日春斗の元を一人の少女が尋ねてきて……。(完結)

 伝えたくない過去:ある日の買い物の帰り。声を掛けてきた人物に、清良は敵意剥き出しで……。

 伝わる温もり:春斗の服装は、いつも似たようなタートルネック。それには理由があって……。

 伝える決意      :二人が一緒に暮らし始めて半年。春斗の提案で向かった旅行先とは……?(完結)

 教えたい場所/おまけ:春先のある日。春斗が清良に連れられてきたのは……?

 伝える返事:それは雷の鳴る夜。突然の停電に二人は……。

 伝えたい考え:雑誌の隅についた折り目跡。でもそのページにあったお店は完全予約制で……。

 伝える動作:静良が手話を覚え始めて数ヶ月。その成果は……?

 伝わる優しさ   :急に熱を出して倒れてしまった春斗。清良は看病を始めて……。(完結)